シェアリングエコノミーが加速している
シェアリングエコノミーが加速している
所有から使用へとモノを持つコトより、それをどのように使って豊かな生活をするのか? と考え方の軸が変化してきた。
これは人類の大きな価値観の変化と言えるだろう。
これもIoTやAIの進化が大きく影響している。
車を例にとってみると、街中で便利なところに住んでいれば、特に車は必要ない。
カーシェアリングで必要な時だけ借りれば事は足りる。
車を所有することから生じる駐車料、保険料、点検料、燃料費、維持費、税金等から解放される。
また、相乗りできるサービス、ライドシェアを使えば目的地まで安く行くことができる。
自転車も同じだ。
特に趣味で自転車が好きでない限り所有する必要はない。
街のいたるところに乗り捨て可能な電動アシスト自転車がある。
空間も細切れで貸すことができる。
自宅や会社の駐車場や空き地などを使わない時に時間貸しすることが可能なサービスがある。
スマートパーキングや akippa だ。
スマホにクレジット等の情報を入れて管理さえすることができれば、生活の幅はどんどん広がる。
デジタルネイティブの人たちの価値観は、そうでない人と比べ、脳の発達領域までもが違うと言われているのだ。
まさに新人類と進化したようである。
しかし、借りモノのできる合理的な世界では、GDPなどは消費行動が少ない分、生産も少なくなる。
価値観が変化し、シェアリングエコノミーの中を情報を操り無駄なく人生を楽しむことが可能となれば、GDPは国や個人の豊かさのバロメーターにはならない。
これからは時間や場所、労働力を細切れに使うことができる社会になるようだ。
このシェアリングエコノミーの考え方は今までの経済の考えにはない数値化できない領域で動いているようだ。
不動産コンサルタント 前田由紀夫